忙しい現代人のための新感覚調味料！ glico デリカdeサラダ & できたて革命

取材ノート

2017年3月8日 UP

2017年3月8日UP

あえるだけでサラダがちょっと豪華になるドレッシング「デリカdeサラダ」、
時間が経っても野菜から水が出にくい“つるるん調味料”を使った惣菜の素「できたて革命」。
何やら気になるワードが満載の新商品たちが発売になりました。
しかも野菜ソムリエ１００人が認めた野菜がおいしくなる商品だそう。

これは、商品開発の裏側などぜひお聞きしたい！
というわけで、江崎グリコの佐藤愛矢子さんに、
ネホリハホリ質問をさせて頂きました。

■まずは、「デリカdeサラダ」ついて聞かせてください。
　商品開発に至ったきっかけは何ですか？

昨今の健康ブームで「サラダ」に関するトレンドが高まる一方で、野菜の摂取量は政府が提唱している1日350gに達していないことに気づきました。

そこにどんな課題点があるのか？と調べ進めると「サラダ作りにマンネリ化が起きている」ということが分かってきました。そこで、従来のドレッシングにはできなかった具入りドレッシングを開発することで、ちょっと豪華なサラダを作りたい主婦のニーズにお応えしたいと考えたのです。

■なるほど！“具入り”のドレッシングなら、新たな視点で、サラダを楽しめそうです。
　では、「できたて革命」の開発背景も教えてください。

近年、平日の夕食時に家族がバラバラのタイミングで食事をするシーンが増えています。しかし従来の惣菜の素は作り置きに適さないと考えられていました。

そこで、当社の独自技術により生まれた“つるるん調味料”に着目しました。つるるん調味料には、作り置きしても野菜から水が出にくいという特長があります。これを応用した惣菜の素を提案する事で、主婦の“家族がバラバラでの夕食”に対する悩み解決ができるのではと考え、商品化しました。

■現代のニーズに寄り添った商品なのですね。
　それぞれの商品コンセプトなども教えていただけますか？

「デリカdeサラダ」は、
あえるだけでちょっと豪華なサラダが簡単に作れる、
新・具入りドレッシング。

【調理例】

鶏肉のごま
ドレッシング

レンコンの肉みそドレッシング

タケノコの中華
ドレッシング

「できたて革命」は、
家族バラバラの食事に、まとめて作っておいて
その都度温め直しても、いつもまるでできたて食感を楽しめる、
新・惣菜の素。
【調理例】

なす鶏そぼろの
あんかけ炒め

豚もやしの
うま味噌炒め

鶏大根の中華風
黒こしょう炒め

■商品開発した際に、楽しかった点、苦労した点、予想外の気づきなどはありましたか？

「デリカdeサラダ」は、“おいしさと健康”を企業理念とするグリコとして、どうお客様に貢献できるかを考える点に最も苦労をしました。そして、主婦が健康の為に取り組んでいる事として“サラダ作り”への悩みに到達できた時、デリカｄｅサラダのアイデアが生まれました。

一方、「できたて革命」は、独自技術により生まれた「つるるん調味料」の様々な効果の中で、どの点がお客様に受け入れられるのかを見出すのに大変苦労しました。なぜなら、「つるるん調味料」には、

（１）つるるんと調味料を取り出せる
（２）野菜やお肉から水が出にくい
（３）温め直してもまるでできたて食感がある

という特徴があり、それがどんなことに使えるのかを考えた時に、

（A）作り置きできるだけでなく
（B）調理時に手が汚れない
（C）お弁当に使える
（D）餃子や肉まんの“餡”にできる
（E）あんかけ料理が失敗なくできる

・・・等々、たくさんのメリットが次々と出てくるからです。
何度も調査を繰り返した結果、夕食時のバラバラご飯に主婦の大きな悩みがあることを知り、そこに注目してアイデアをブラッシュアップさせていきました。

■野菜ソムリエ１００人にサンプリングされたそうですが・・・

はい。当社の「野菜をもっと食べてもらいたい」という考えに、野菜ソムリエ協会さんの理念が合致しており、想いをより広くお客様に伝えていけるのではないかと考え、実施に至りました。

サンプリングに参加された野菜ソムリエの皆さんからは、本当にたくさんのお声をいただき、社内で大変驚きました。そのまま使うだけでなくアレンジもされていて、料理ができる方が多いと知りました。皆さんが撮られた料理写真もキレイで、当社webにも掲載させていただくことが出来ました。