2015年5月27日UP
近年、日本でもブームの「スムージー」。
元々「スムージー」は、凍らせた野菜・果物などを使ったシャーベット状の飲み物を指していましたが、今では野菜・果物をミキサーで撹拌してつくられたドリンクを指すようになっています。
さて、今回は、スムージー専用の完熟フルーツパックが発売されたと耳にして、
(株)アントレックス VITAFOOD担当の謝さんにお話を伺ってきました。
(株)アントレックスは、スムージーブームを牽引している
ハイパワーブレンダー「Vitamix(バイタミックス)」の日本正規代理店。
ユーザーの方々に、おいしさと健康をもっと届けたいという思いから、こだわり食材を販売する部門「VITAFOOD(バイタフード)」を立ち上げたのだそうです。
その第一弾商品が、スムージー専用商品「樹の上完熟フルーツ」。
樹の上で完熟とは、聞いただけでおいしそうな感じがします。
いったい、どんな商品なのでしょうか?
謝さん:
通常は、熟す前に収穫しているフルーツを、より長く樹の上で熟成させることで、フルーツが持つ本来の甘くて濃厚な味を味わえる商品です。収穫後は、安全で清潔な施設でカット、マイナス35度で急速冷凍、即座に真空パックに加工します。自然の風味をしっかり封じ込め、保存料や添加物は一切使用していません。
味わいだけでなく、安全、安心にもこだわっているのですね。
どんなフルーツがラインナップされているのでしょうか?
謝さん:
現在、商品化されているフルーツは、マンゴー、グァバ、バナナ、パイナップルの4種類で、今後はパパイヤも追加される予定です。300g(バナナのみ250g)の使い切りパックで、野菜をプラスすれば2杯から3杯分のスムージーを作ることができます。
トロピカルフルーツが主体のようですが、
産地はどちらでしょうか?
謝さん:
フルーツ王国フィリピン・ダバオの契約農場です。ダバオは、フィリピンでは珍しく台風がほとんど上陸せず、年間を通してドライで安定した気候のため、フルーツ栽培に適した環境なのですよ。完全無農薬で化学肥料も使わず、野生に近い自然農法で、たくましく育てられています。
謝さん:
フルーツは、実がなって収穫するまでに時間がかかります。また、恵まれた自然条件においても、常においしいフルーツを提供するには、想像を絶する困難もあります。現地で出会ったファーマーたちは、数年先を見据えながら懸命に努力し、情熱を持って栽培していました。
暑い国で熱い思いで栽培されたフルーツとは!
ますます、興味津々です。
謝さん:
実は私、フィリピンで生活した経験があります。本当のバナナはもっと甘くてコクがあるのに・・・。マンゴーはもっとジューシーなのに・・・。と、日本に移住してから何度も残念に思うことがありました。しかし、今回ダバオ産の樹の上完熟フルーツを試食して、記憶にあったおいしさが蘇ってきたんです!
謝さん:
なかでも、バナナはびっくりするくらいおいしいと評判です。日本国内で売られているバナナは、輸入通関等の事情から、樹の上で完熟したものはほとんど流通していません。しかし、VITAFOODでは、ギリギリまで樹の上で熟させたキャベンディッシュバナナを使用。太陽や土からたっぷり吸収した完熟のおいしさや栄養分を逃すことなく食べていただけます。
スムージー専用商品ということですが、冷たいデザートなどにも活用できそうですね。
謝さん:
ぜひ、いろいろな食べ方で、樹の上完熟のおいしさを感じてみてください!
カット済みだから、生ゴミが出ないのもいいですね。
食欲が落ちてしまいがちな夏には、とても重宝しそうな予感です。
次回のVITAFOOD後編では、もうひとつ気になる商品「発芽ナッツ」のことを伺います。
お楽しみに!
取材協力
(株)アントレックス バイタフード
担当:謝
080-3255-9586(直通)
ホームページ http://www.vitafood.jp
facebook VITAFOOD
取材 / 文:野菜ソムリエ / ベジフルビューティーアドバイザー タナカトウコ