取材ノート
日本初上陸の発芽ナッツ : VITAFOOD後編

2015年6月10日UP
前編では、樹の上で完熟させたフルーツパックをご紹介したVITAFOODのラインナップに、もうひとつ気になる商品を発見!『発芽ナッツ』とは一体どんな商品なのでしょうか?
(株)アントレックス VITAFOOD担当の謝さんに引続きお話を伺ってきました。

『発芽ナッツ』とは、どういうものですか?

謝さん:
発芽ナッツは、発芽した瞬間にその成長を止めて乾燥させたものです。手間ひまをかけて、生のナッツの栄養素・酵素の含有を最高の状態に仕上げたものです。

謝さん:
近年、日本でも実践されている方が増えつつあるローフード(raw food:食材を生で食べることにより、植物の酵素等を効果的に摂取するという食事法)では、アーモンドやカシューナッツなどロー(生)のナッツ類が頻繁に使われています。
しかし、生のナッツには、鳥などの外敵から自らを守るための酵素抑制物質(毒素)が含まれており、体内で酵素の働きを妨げたり、消化や吸収を抑制したりするため、人間が生のまま食べるとお腹を下すことがあります。
これを取り除くために、一晩浸水させて発芽させ、流水でよく洗い流し、乾燥させるという手間が必要なのですが、発芽ナッツはこの面倒な作業を済ませてある商品です。
また、ナッツに含まれるフィチン酸は、ミネラルを体外へ排出してしまうとされる成分ですが、発芽によってその働きが抑えられます。

生のナッツと発芽ナッツでは、味の違いはありますか?

謝さん:
大きな味の違いはありません。しかし、栄養価には大きな違いがありますよ。

謝さん:
もともとナッツ類には、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維、良質な植物性脂肪などが豊富に含まれています。発芽ナッツでいただくことで、その栄養価をしっかりと高いまま摂取することが出来るため、動脈硬化などの生活習慣病の予防、疲労回復にも優れた効果を発揮すると言われています。

興味深いですね。
商品には、どんな種類がありますか?

謝さん:
すべて有機栽培で、アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツ、くるみ、カボチャ種子、ひまわり種子、アプリコットカーネル、ブラジルナッツの他に、黒ごま、白ごまもあります。



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ひとことにナッツと言っても、たくさんの種類があるのですね。
どんな風に食べるのがおすすめですか?

謝さん:
スナックとしてそのまま食べていただくのがおすすめです。ローフードを実践されている方には、ロースイーツの原材料として使うのもおすすめですね。また、水分や甘味料を加えてミキサーなどで撹拌するとナッツミルクになります。野菜や果物と一緒にスムージーにブレンドしてもいいですよ。

ナッツをスムージーでいただくとは、日本ではまだ珍しい食べ方ですね。ぜひ試してみたいと思います!

取材協力
(株)アントレックス バイタフード
担当:謝
080-3255-9586(直通)
ホームページ http://www.vitafood.jp
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取材 / 文:野菜ソムリエ / ベジフルビューティーアドバイザー タナカトウコ