菜果図録
茎の食感を楽しむ新顔野菜 茎ブロッコリー

2016年2月10日UP
 国産ブロッコリーが収穫期を迎える冬から春。つぼみを食するブロッコリー特有の味わいに加え、アスパラガスのようなコリッとした歯ごたえのある食感が楽しめるのが、近年、新顔野菜として人気の茎ブロッコリーです。15~20センチほどの長い茎の先に、小さなつぼみをつけた姿は、ちょっと菜花にも似ていますが、どちらも同じアブラナ科の仲間。おなじみのブロッコリーは頂花蕾(ちょうからい)を収穫しますが、茎ブロッコリーは頂花蕾を摘んだ後に出てくる側花蕾(そくからい)を収穫します。ブロッコリーと中国野菜のカイランをかけ合わせたスティックセニョールという品種が有名で、茎が軟らかいのが特徴です。

 購入の際は、つぼみが開いておらず、切り口がみずみずしいものを選びます。日持ちしにくいため、購入後はできるだけ早く調理しましょう。つぼみの中に虫やゴミが残っている場合があるので、水に浸して洗うのがポイントです。

茎ブロッコリーのカマンベール添え

茎ブロッコリーのカマンベール添え

 茎ブロッコリーをゆでる際は、ざるに上げた後も余熱で火が通るので、しっかり歯ごたえがある段階で湯から取り出します。冷水にさらすと水っぽくなるため、ざるに上げたら、そのまま冷ましましょう。塩を入れた熱湯でゆでると、色鮮やかに仕上がります。

作り方
カマンベールチーズは上部を丸く切り取って耐熱皿に入れ、電子レンジ強で1分ほど加熱し、レッドペッパーを散らします。好みの歯ごたえにゆでた茎ブロッコリーに、チーズをつけていただきます。

文/写真:野菜ソムリエ 堀基子